ケース別解決事例【請求された!減額編】
ここでは、慰謝料を請求されてしまった場合の解決事例をまとめています。
どのような対応をすればいいのか、慰謝料は本当に減額できるのか、などを他の人の経験談を通して学んでいきましょう。
【ケース別】慰謝料を
請求された事例まとめ
慰謝料を請求された場合、退けたり減額交渉したりするにも、ケースや状況によって注意をはらう点が異なります。
慰謝料を請求されてしまった場合によくあるケースの事例をまとめました。
既婚者だと知らなかった
場合の慰謝料請求

既婚者だと知らずに付き合っていた、「妻とは別れるつもり」などという言葉を信じて待っていたら、彼の妻から高額な慰謝料請求が届いてしまった、などさまざまな背景があることでしょう。どのように対応したら慰謝料の減額交渉が叶うか、実際の解決事例をまとめています。
W不倫で受けた慰謝料請求

W不倫をしていて、浮気相手の妻から慰謝料請求が来てしまった!自分が浮気をしていることを家族にバレないように対処しなければならない、非常にハードルが高いケースです。同じケースでうまく立ちまわった先輩たちの事例を紹介していきます。
Coming soon…
肉体関係がないのに
受けた慰謝料請求

男友達として気軽に2人で食事に行ったら、知らないうちに浮気の現場として写真に収められて慰謝料請求された、などのケースです。多くは誤解からうまれる慰謝料請求ですが、後々訴訟にもつれこまないように慎重な対応が必要とされます。実際の事例をあつめてみましたのでぜひ参考にしてみて下さい。
Coming soon…
慰謝料を請求されたら
まずすること
とにかく落ち着いて、状況を整理しましょう。状況によっては慰謝料請求を退けたり、減額の交渉を実現することが可能です。整理する点としては以下の4点です。
- 相手が既婚者だと最初から知っていながら付き合っていたか(請求されるまで相手が「独身」だと思っていたか)
- 誘ってきたのは浮気相手なのか自分なのか
- 浮気相手の夫婦仲は円満だったか険悪だったか(「数年間夫婦の会話もない」「ここ2・3年LESSだ」など浮気相手が言っていた)
- 付き合っている途中に既婚者だと知った場合、浮気相手はどのように言っていたか。(「妻とは別れるから…」など)
- 請求金額が相場を逸脱していないか
慰謝料請求の拒否や
減額交渉がしやすい条件
全てとはいえないまでも、以下のどれかに該当する場合は交渉の可能性ありです。まずは落ち着いて、不明な部分は、浮気相手に探りをいれてみましょう。
- 浮気相手の夫婦は、別居や離婚をしない(するつもりはなさそう)
- 既婚者だと知らなかった(途中で知ったが別れることをほのめかされた)
- 肉体関係はなかった
- 誘ってきたのは浮気相手
- 浮気相手の夫婦仲は破たんしていた
- 浮気相手が「妻とは別れるつもり」と言っていた
- 浮気相手の夫婦の婚姻期間が短い
- 浮気をしていた期間が短い
- 浮気相手の夫婦に子どもがいない
- 請求金額が相場を逸脱して高額である(慰謝料請求の相場は100万~300万円と言われています。)
受けた慰謝料請求に対して
交渉をする場合の注意点
一番大事なのは、請求相手を無視しないこと。
先にも伝えたように、パニクったまま反応するのは禁物ですが、気持ちの整理ができたら無視せず真摯に対応しましょう。
相手は怒りの矛先をあなたに向けて、せめてお金で自分を納得させたいと思っています。
そんな相手を無視し続けていると、訴訟を起こされ、状況は悪化することは確実でしょう。
裁判所からも「やましい気持ちがあるから無視し続けたのではないか」など、良い印象は受けず、減額どころか増額にもなりかねません。
また、慰謝料請求の交渉は非常にデリケート。いずれのケースでも慎重にいく必要があります。経験の豊富な弁護士などのプロに頼ることをおすすめします。