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【請求解決事例#4】浮気
慰謝料請求の解決事例のなかでも、ここでは「浮気」「不倫」が原因のケースについてとりあげていきます。いずれも女性が請求した事例をピックアップしています。
まだ離婚はしない
<浮気相手だけに請求>
まずは、まだ離婚はしないけど「浮気相手だけには請求したい」「不倫相手に慰謝料をとらないと気がすまない」という方たちの事例についてみていきましょう。
離婚慰謝料【浮気#1】
弁護士の交渉力で慰謝料アップ
- 請求した相手:浮気相手
- 夫婦の状況:Tさん妊娠中
- 浮気の期間:不明
- 家族構成:妻・夫・子
Tさんの妊娠中に知人女性と浮気していた夫。Tさんは出産直後にそのことに気づき、大きなショックをうけました。ショックは次第に知人女性に対しての大きな怒りへ。
Tさんは、夫と離婚する意志はありませんでした。夫婦関係を修復する意味でも、浮気相手から慰謝料をとりたい!そんな気持ちで弁護士に相談することにしました。
弁護士が浮気相手側と交渉した結果、相手は不貞行為の事実を認めました。また、慰謝料を支払ったうえでTさんに謝罪文を提出することにも合意。今後一切、Tさん一家には近づかない、などの条件で和解が成立しました。慰謝料も相手側は最初200万円で交渉してきたのですが、最終的には250万円に引き上げることに成功しました。
- 慰謝料:250万円
(50万円の増額)
法律事務所オーセンス
- 所在地:東京都港区六本木4-1-4 黒崎ビル7F
- 予約方法:メール、電話
- 着手金:33万円※離婚交渉・調停プラン
※費用は2021年12月の情報です
離婚慰謝料【浮気#2】
夫が慰謝料請求を立替えた?!
- 請求した相手:浮気相手
- 相手の言い分:既婚者とは知らなかった
- 浮気の期間:不明
- 家族構成:妻・夫・子
(2人)
数年前から不審な行動が目につく夫。クレジットカードに女性衣料の購入履歴・無断外泊・知らない女性への送金履歴などなど。
探偵に依頼し、夫の素行を調査したところ結果はクロ。しかし、Aさんは、まだ小さい子どもが3人もいるため離婚は望みませんでした。彼女は不倫相手に対し慰謝料を請求することにします。
しかし、不倫相手は不貞行為を認めず慰謝料の支払いを拒否。弁護士と相談のうえ慰謝料請求訴訟を起こすことにしたのです。
ですが、裁判でも不倫相手は「妻帯者とは知らなかった」と不倫を認めません。あげく、一度は不倫を認めた夫が彼女に同調し、「独身と偽っていた」という始末。結局、夫が不倫相手に請求した慰謝料を全額支払うことで合意し、和解が成立しました。
- 慰謝料:300万円(ただし、夫が浮気相手のために立て替えた)
グリーンリーフ法律事務所
- 所在地:埼玉県さいたま市大宮区宮町1-38-1 KDX大宮ビル6F
- 予約方法:メール、電話
- 着手金:33万円
※費用は2021年12月の情報です
離婚をすることは決定
<夫と浮気相手に
がっつり請求>
不貞行為を働かれた妻とすれば、どちらも許せません。両方から慰謝料をとりたいのも当然でしょう。
慰謝料の額よりも「とにかく夫と不倫相手に非を認めさせ、跪かせたい」という方も多く、さまざまな決着の見られるケースです。
離婚慰謝料【浮気#3】
引っ越しが解決の糸口
- 請求した相手:
夫と浮気相手 - 夫婦の状況:
特に不仲ではない - 浮気の期間:不明
- 家族構成:妻・夫
Aさんは、夫とささいなことで喧嘩をしました。その直後から、夫の帰りが遅くなっただけでなく、週に2日ほど無断外泊をするようになりました。
夫と女性Bとの浮気を疑ったAさんは、夫の素行調査を探偵業者に依頼し、決定的な証拠はつかめませんでした。夫は「Bがストーカーにつきまとわれていて相談を受けてただけだ。」と言いはぐらかすばかり。
Aさんは、離婚と慰謝料請求を考えて、弁護士事務所に相談に行きました。
弁護士が改めて調査すると、一点妙な点が浮かび上がりました。浮気相手とされる女性Bは、ストーカーに付きまとわれているにもかかわらず、オートロックもないアパートの1階に引っ越していたのです。
弁護士が調停でこの矛盾点を指摘し、また他の証拠もあわせて提示したところ、夫は浮気を認め、浮気相手Bも慰謝料の支払いに応じました。
- 慰謝料:
夫から200万円、
浮気相手から50万円
法律事務所オーセンス
- 所在地:東京都港区六本木4-1-4 黒崎ビル7F
- 予約方法:メール、電話
- 着手金:33万円※離婚交渉・調停プラン
※費用は2021年12月の情報です
離婚慰謝料【浮気#4】
争う前にお金で解決
- 請求した相手:浮気相手
- 夫婦の状況:不仲だったかは不明
- 浮気の期間:不明
- 家族構成:妻・夫
Bさんは、夫と浮気相手両方にしっかり慰謝料請求をしたいと考え弁護士事務所に相談に行きました。Bさんは弁護士に両名の連絡先を教え、弁護士に夫と浮気相手に連絡をとってもらうことにしました。
弁護士は、事務所にBさんの夫と浮気相手を別々に呼び出し面談をすることになりました。
言い争いなどはなく、夫と浮気相手共に浮気の事実を認めたので、慰謝料請求完了までそれまで時間はかかりませんでした。
- 慰謝料:
夫から250万円、
慰謝料300万円
グリーンリーフ法律事務所
- 所在地:埼玉県さいたま市大宮区宮町1-38-1 KDX大宮ビル6F
- 予約方法:メール、電話
- 着手金:33万円
※費用は2021年12月の情報です