【トラブル事例#1】減額交渉時

自分が慰謝料を請求されたときの減額交渉は、どのように進めればよいのでしょうか。慰謝料減額交渉にかんする事例や、注意点などをみてみましょう。

慰謝料請求された場合の減額交渉のポイント

自分の言い分は変えないこと

慰謝料請求をされた場合、決して自分の「言い分を変えない」ことが重要です。発言がコロコロと変わると、信用をなくしてしまい、裁判となったときの裁判官の心証もよくありません。

とくに、相手が弁護士をつけた場合は、その発言の一貫性のなさを徹底的に突いてくるでしょう。

答えられないときは黙秘しても良し

その場しのぎでいい加減なことは言わず、よく考えてから発言する、もしくはわからなければ黙秘することも大切です。

やりとりは書類もしくはメールなどかたちに残るやり方を

次に、相手とは口頭ではなく、書面もしくはメールなど証拠の残るかたちでやりとりすること。「言った」「言わない」の不毛な論議を避けるために、向こうが口頭で問い合わせてきても、メールで返信したり、録音したりするようにしてください。

交渉を有利に進めるテクニック

相手のウイークポイントを掴んでおく

もっとも忘れてはいけないポイントが、相手の弱みを握ること。不倫相手の夫婦関係が破綻していた、実は不倫相手の妻も浮気をしていたなど、ウイークポイントをつかんでおけば有意に交渉を進められます。

交渉を長期化させ相手が疲弊するのを待つのもテクニックの1つ

さらなる高等テクニックとしては、交渉を長期化させるワザも。無視するのはいけませんが、のらりくらりと交渉を長引かせれば、相手がしびれをきらせて減額に応じることも期待できるでしょう。

以下に、慰謝料の減額交渉に関する事例をピックアップしてみましたので、参考にしてください。

Case:350万円を75万円に

不倫相手の妻から350万円の慰謝料を請求されました。相手は弁護士をつけていましたし、請求額も高額だったので、こちらも弁護士に相談することに。さっそく、弁護士同士で慰謝料の減額に関する交渉をしてくれ、一括支払いを条件に150万円で和解することができました。

不倫回数が少なかったこと、不倫も相手から積極的に誘ってきたことを弁護士がアピールしてくれたので、この額で収まったようです。また、150万円に関しても不倫相手と協議してもらい、折半することに。最終的に、350万円の請求を75万円の支払いで押さえることができました。

編集者後記

相手も高額な金銭授受がかかっていますから、当然、支払いは1円でも少なく、請求は1円でも多くするために必死です。生半可な対応をしていると、思わぬ反撃にあうことも。慰謝料の減額交渉は、いかに自分に有利な材料をアピールし、相手に不利な材料を突きつけられるかにかかっています。

個人でできる範囲には限界がありますので、離婚や慰謝料問題の経験豊富な弁護士など、専門家に相談することをおすすめします。

離婚の慰謝料請求に強い弁護士事務所リストin関東
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慰謝料請求されてしまった編