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【特集】離婚訴訟の傍聴記録 ~訴訟は得策?~

このページでは離婚裁判の傍聴の記録を紹介していきます。

傍聴記録1
W不倫ドロ沼の裁判

離婚裁判の登場人物

  • 原告:夫
  • 被告:妻
  • 原告側の証人:C(女)
  • 被告側の証人:D(男)

離婚裁判に至るまでの経緯

裁判中のイラスト1

まずは妻の不倫からスタート

今回の主役は、子供が二人いる普通の夫婦。2010年頃から妻とDの不倫がはじまった。

本人たちは一貫して否定していたが、1か月に100回以上の通話履歴と、Dの自宅駐車場にて、妻とDが二人で車から降りるところの画像が証拠提出されていた。

夫も不倫を始める

妻の不倫を知った夫はショックを受け、2013年の秋頃から既婚者のCと不倫関係に。

妻は夫を追い出して別居状態。子どもにも会えていない

夫の浮気を知った妻は、自分を棚上げして激怒し、夫を家から追い出した。月日は流れること3年、夫婦は別居状態が続く。夫は子供とも会えていない。

妻は夫の浮気相手Cの勤務先やCの夫が経営する飲食店にも嫌がらせの電話をかけていたという。

ちなみにCには子供もいたが、現在の夫婦関係は良好だという。

また、妻の浮気相手Dは2014年に、当時の妻に不倫を理由に離婚裁判を起こされ離婚。200万円の慰謝料で和解している。

離婚裁判の様子

結果、全員不倫していたという。夫は妻に対して離婚請求したが、妻は子供のためにと離婚を拒否。

夫は会社経営者で、妻に対して住宅ローン、毎月15万円程度の婚姻費用を支払っているため、妻はパートをする程度で良い暮らしができているというのが背景にあるらしい。

裁判官は「和解は難しい」と言っていたので、判決を下すようだ。

WEBメディアの見解

ここまでドロドロの関係で、それぞれに思惑があれば和解することは難しいでしょう。

弁護士が介入しても難しい案件、到底一般人が弁護士の力を借りずに裁判を乗り越えられるとは思えません。

それぞれの関係性や金銭面での問題、子どもの親権問題なども絡むからこそ、離婚問題に強い弁護士に依頼するのが、解決への一番の近道だと思われます。

傍聴記録2
DVの夫から子どもを
取り返すための裁判

離婚裁判の登場人物

  • 原告:妻
  • 被告:夫

離婚裁判に至るまでの経緯

裁判中のイラスト2

妻の訴えは夫から強引に取られた2歳半の子どもを返して欲しいということ。すでに家庭裁判所で調停が行なわれたが不調に終わり、地方裁判所まで来た状態である。

子どもが産まれてから夫の暴力が過激に…

「結婚前の同棲時から暴力を受けていたものの、子どもができ、子どもが生まれればおさまると思って結婚した。

しかし、生後2か月を過ぎたころから顔を殴られたり、蹴り倒して髪の毛を持って引きずり回されたり。タバコを投げつける、唾を吐く、包丁を顔の前に突き出されたこともあった」という。酷い暴力を受けていたものの、妻は診断書などの証拠を持っていない。

また、夫は収入も教えず、生活費も出してくれなかったため、生活費は全て妻が出し、足りない時は、妻の実家から借りていたという。

暴力に耐えかね子どもを連れて家を出る

そのような暴力に耐えかねて、妻が友人宅に子どもを連れて出て行ったところ、友人宅に夫が来て、子どもを奪い取ったという。

離婚裁判の様子

夫は反論するも、おかしな弁明で信用ならず圧倒的に不利。態度も悪く、裁判での印象が悪かった。

WEBメディアの見解

同棲中も暴力を受けていたにも関わらず結婚してしまった女性にも落ち度はありますが、暴力が許されることはありません。

夫の暴力が怖かったので病院にも行かなかったといいますが、このような状況になることも考えれば、診断書などはしっかりと取っておいた方が良いでしょう。

傍聴記録3
元夫の浮気相手に慰謝料を
請求する民事裁判

離婚裁判の登場人物

  • 原告:元妻
  • 被告:元夫の浮気相手(※元夫は出廷していない)

離婚裁判に至るまでの経緯

裁判中のイラスト3

原告と夫とは25年10月から同棲を始め、26年2月に入籍し、同年10月に結婚するも28年11月に離婚。

突然夫が家を出て離婚したいとの申し出がある

原告は「平成27年11月末に夫が家出をし、その時に『外の女性に子供ができたので、離婚したい』と言った。夫が家出するまで、浮気していることは一切知らず、裏切られた思いである」と告白した。

妻は浮気相手の女性の居場所を突き止め慰謝料請求

原告は浮気相手の住所を突き止め、被告の勤務先や住所を訪れたが会えず、抗議のメモや手紙をポストに投函などした。その後、弁護士のアドバイスを得、慰謝料請求のため起訴した。

離婚裁判の様子

被告の尋問で自体は一転

原告の夫と知り合ったのは平成23年1月。留学先で出会って以来、海を越えてデートをし、帰国してからも二人は親密に愛を育んでおり、周囲も二人が結婚すると思っていたとの事実が明らかになった。つまり、被告が原告の夫と付き合っていたのは原告と同棲を始めるずっと前からであったのだ。

被告が原告の夫の所業を知ったのは、原告が被告の会社と住所を訪れてから。被告はマンションから原告の夫を追い出し、付き合いをやめた。もちろん男女関係も解消した。まさに悪いのは原告の夫だったのだ。

WEBメディアの見解

まさかの大どんでん返しで、原告・被告の女性二人が原告の元夫に裏切られていたという事実が判明。

裁判長は即座に二人の女性に和解を示唆しましたが、双方が歩み寄ることはなさそうですし、事実が明らかになったことで原告の慰謝料請求も棄却となりそうです。

裁判を起こすと知らなかった事実も明るみにでるという事例でもあるでしょう。

傍聴記録4
泥試合がループする
訴訟裁判

離婚裁判の登場人物

  • 原告:元妻
  • 被告:元夫

離婚裁判に至るまでの経緯

不明

離婚裁判の様子

裁判中のイラスト4

重箱の隅をつつくような質問攻め

被告代理人弁護士は、元妻の非を挙げて棄却したいのか、重箱の隅をつつくように細かな質問を出してくる。

例えば、別居にあたり、引越しした後の部屋の写真。元妻の証言では、「引越し途中で電気を止められ、鍵を閉められてしまったために掃除機も掛けられずそのままの状態になってしまった」のだという。


被告人弁護士が出したのは床に落ちている犬の毛をクローズアップした写真。被告人弁護士は「原告がいかに家の中を乱雑にしていたか、つまり原告のずぼらさを証明します」と裁判官に言った。

引越し直後というか、引越し途中の慌ただしさは経験者なら誰でもわかる。そんな最中に追い出され、わざわざ写真まで撮って「ずぼらだ」と言ってくるとは、嫌みを超えて嫌がらせに近い。

泥試合はさらに続く…

その後も原告は犬についての質問を延々とされていた。

「何年か前に海外旅行に行ったときに犬はどうしていたのか?」

「働いている間、犬はどうしているのですか?」

「賃貸マンションで一緒に住んでいるのですか?」

など意図がわからない質問が続く。

どうも被告人弁護士は原告の弱みを握りたいために、さまざまな角度で質問をぶつけてきているようだ。原告側の弁護士は原告のフォローをし、反論する。離婚した後も、元夫婦同士がこんな泥試合をするのかと思うとゾッとする。それに付き合う弁護士もすごいが、素人ではこの場は収拾がつかない。

WEBメディアの見解

離婚が成立していても、離婚後3年以内であれば慰謝料請求は可能です。これにより、離婚成立後も揉める夫婦は揉めます。これは離婚時にしっかりと決めごとがなされなかったからでしょう。

とりあえず離婚、ではなく、離婚後のことも視野に入れるなら、離婚時に専門家の助言を仰ぎ、さまざまな問題を解決しておくようにしたいものです。

編集後記

裁判で時間と労力をかけるよりも慰謝料で早期解決が円満離婚の秘訣

傍聴されているものは訴訟沙汰になっているものなので、泥沼化している場合が多く、原告・被告双方が弁護士を立てて争わなければ勝ち目はないと言っても過言ではないでしょう。

それでもこじれてしまうと、時間も手間もかかりますし、さらに弁護士依頼の費用もかさみます。

このような事態になる前、もっと早い段階で専門家に相談し、離婚までの道のりを短く且つ第二の人生への資本金となる慰謝料もキッチリもらうのが円満離婚の秘訣です。

離婚の慰謝料請求に強い弁護士事務所リストin関東
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慰謝料請求されてしまった編